靴修理のタイミングって?

〜どれぐらい減ったら修理すればいいの?〜

よくわからないという声の多い「修理出すタイミング」について書いてみました
正解はありませんのでご参考程度に(^^)

【気になる修理をタップ!】


 スニーカーのソール補強

  • ソールを補強するならなるべく早めがGOOD!

    すり減ってからでも補強可能ですが新品のうちに貼るほうが仕上がりがキレイです

    万が一カカトが大きく減ってしまっても! 直せる場合が多いので「まだ履きたい」と思えばすぐにお問い合わせください

    破れ、ホツレ、穴あきなども気づいたらすぐにご連絡を!

    そのまま履くとドンドン傷んでいき、見た目がキレイに仕上がらないだけでなく修理費も高額になることが多いです

 ピンヒールのカカト修理

  
  • ゴムが磨り減ってくると金属のピンが出て歩くたびにカンカンと金属音がし始めます

    そのタイミングですぐに交換しましょう!

    そのまま履き続けるとヒールを削りながら歩くことになり修理の際にヒールが低くなってしまいます

    ひざや腰にも負担がかかるので早めの修理がオススメ(^^)

    「まだちょっと早いかなぁ?」ぐらいでちょうどいいと思います


 ローヒールなどのカカト修理

  
  • さまざまなタイプがありますが・・・

    一般的にはヒール自体がプラスチック、革、木などで出来ており、そのヒールの下にゴムが貼られています

    そのゴムが磨り減り土台を削り出す前の貼替えがオススメです


    普通に歩いていればカカトは外側から減るので1日履いたらチェックしましょう

    土台まで減らしてしまうと修理の際にヒールが低くなるのでご注意ください


 紳士革靴のカカト修理

  
  • 紳士靴のカカトは大きく分けて3タイプ・・・

    @革、スポンジなどの土台(ヒール)の下にカカトゴムがついているタイプ

    Aヒールそのものが1つのゴムでできているタイプ
     (リーガルなど)

    Bヒールもソールもすべて一体型のタイプ(樹脂系など)


    @は土台とゴムの境目の線を越えないうちに修理に出してください

    このタイプはカカトが減りすぎても高さを戻せる場合が多いですが早めに修理に出すほどキレイに仕上がります


    Aはヒールそのものが1個のゴムなので半分ぐらい減ってからゴソッとブロックヒールで交換するか、

    5〜6ミリ程度減った時点で修理に出し、減っている高さでまっすぐ削り普通のカカトゴムを貼る方法もあります

    この方法は元のゴムヒールが土台になり、その後はカカトゴムの貼り替え修理が可能です(つまり@のタイプになります)


    Bは一体型なので減っているところまで削ってから、カカトゴムを貼る修理になります

    減りすぎているとヒール自体がダメになっていることも多く修理できない場合があります

 つま先のすり減り、穴あきなど

  
  • レディスに多いのですが元々底が薄くいためつま先が削れたり穴が空いているのをよく見かけます

    少しぐらいの減りなら再生できるのですが、穴が開いているとキレイに仕上げるのは難しい・・

    「少し減ってきたな・・」と思ったら早めに修理したほうがよさそうです

    特につま先が尖っている靴は減りが早い!

    最初のカカト修理のタイミングでつま先も修理するのがオススメです(^^)


    紳士靴のソールはある程度厚みがありますので、減ってからの修理で問題ないと思います

    新品のうちにソール前面にゴムハーフソールを貼るのも効果的ですね

 ソール前面の修理

  
  • 方法は2種類あるのですが・・・

    @ハーフソールを貼りそれを貼りかえながら履く
    Aそのまま履き減ってきたらオールソール交換をする


    @はなるべく新しいうちに貼ったほうがGOOD!

    そのまま履いて底縫いの糸が切れてからでは効果も半減!
    つまり、最初の段階で「ゴムを貼るかどうか?」を決めるようにしてください
    (なんとなくそのまま履くと選択肢がなくなります・・)


    レディスは元々ソールがかなり薄いので、買ったらすぐに貼るのがオススメです(^^)


    Aは文字通り底を新しく交換する方法ですが当店は非対応です



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